ふじ酵素玄米キッチン

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―健康豆知識-

お米と日本人

2018/03/13更新

日本の食文化において、お米がその中心にあることは言うまでもありません。お米の歴史は、縄文時代前期からと言われており、当時は野生の赤米や黒米を食べていたそうです。今のような水田での稲作になったのは縄文時代後期からで、現在の福井県にその最古の遺跡が残っています。

田舎風景

玄米は、ほかの穀物に比べ非常にバランスのよい食品です。たとえば、パンの原料である小麦と比べても、そのタンパク質の中に含まれる人体に必要なアミノ酸は3倍です。もしパンだけで必要なタンパク質を摂取しようとすると、1日に1500グラムも食べなくてはなりません。また、玄米の胚芽にはビタミンやミネラルが多く含まれています。

弥生時代の日本人の食生活は、1日に玄米約3合と野菜と汁物だったと言われています。それが、明治時代には、農村や地方も含め、白米が主流となり、肉や魚を多く摂るように変化していきました。それとともに脚気だけでなく、それまでにはなかったような病気も増えていきました。 そもそも、日本人の腸の長さは、西洋人と比べ1・5倍も長いため、動物性の食品は腸内で異常発酵しやすく、腸内環境を悪化させます。それによって起こる病気を防ぐため、「身 土不二」と言う言葉を唱えた明治時代の栄養学者、石塚左玄は、玄米を中心とした食への回帰を呼びかけました。宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』の一節に「1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ」とありますが、彼の理想とした食生活も、古来の日本人の食生活に立ち返ろうということだったのでしょう。

田舎風景

健康やダイエットが注目される今日、マクロビオティックをはじめ、玄米食が多くの人々に興味を持ってもらえるようになったことは、喜ばしいことです。
ただ、食に対してあまりストイックになりすぎるのはいかがなものでしょうか。「あれはダメ、これもダメ」と禁じてしまうと、逆にストレスを溜めこみ、健康を損ねるということもあります。また、人それぞれ体質が違うので、食事のもたらす影響も人によって異なってきます。ちなみに、縄文人は、玄米も、野菜も、木の実も、肉も魚も、食べていたそうです。そういう意味では、玄米食においても、縄文的なおおらかさがあってよいのではないでしょうか。

長い歴史の中でわたしたちを育んできたお米。そのすべてを余すところなくいただく玄米食は、単に健康やダイエットによいというだけでなく、環境問題を含め、日本人とお米の深い関係を再確認する意味でも重要だと思います。 日本人なら誰しも懐かしさを感じる田んぼの風景。そこにわたしたちの原点があるのではないでしょうか。

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